令和3年度
京都府商工会議所青年部連合会
スローガン・会長所信
En・joy!~出会いと笑顔で繋げる連帯の証~
令和2年1月に日本国内で初めて感染者が確認された新型コロナウイルス感染症。3月には小・中・高校の臨時休校が始まり、4月には全国に緊急事態宣言が発令されました。不要不急の外出自粛の要請や、事業者への店舗・施設の使用制限の要請など、感染拡大を防ぐ施策により、企業や個人の経済活動が止まりました。YEG会員の事業所にも大きな影響を与え、今なお苦しい状況が続くところも多くあります。そんな苦しい状況の中、YEGの仲間だからこその支えあい、助け合いが多くみられました。こんな時だからこそ前を向き、お互いを想い共に進むことの大切さを改めて感じる機会となりました。これまで活動を支えてこられた先人の功績があるからこそ、今を活動する私たちの繋がりがあります。だからこそ、今を活動する私たちは、未来のため歩みを止めてはいけない。そう強く感じています。
YEGの目的は、会員の研鑽と交流です。京都府青連の目的は、府内のYEGの連携と交流です。どちらも、活動を通じて会員や会員企業、地域の健全な発展に期することを目指しています。近年、単会では、政策提言や地域事業を通じてそれぞれの地域に即した活発な活動がなされています。そんな中、京都府青連ができることはなんでしょう。令和元年度に策定した京都府青連中期ビジョン(2019-2024)の宣言文には『全8単会が成長し続けられる動力(エンジン)となるべく、その機会を創り出す。会員同士(志)の絆を深め、発展する環境を整え、共に歩む。』とあります。スローガンは『Action for the 8(eight)~繋がりは、未来を創る~』を掲げています。この中期ビジョンが示す先には、京都府青連の目的である府内の連携と交流の強化があります。つまり、京都府青連のできることは単会の枠を超え繋がることです。単会よりも少し広い、近畿ブロックや日本YEGよりもより身近な存在であることの強みを活かすことです。
令和3年度は『En・joy!~出会いと笑顔で繋げる連帯の証~』をスローガンに掲げます。ご縁(En)に喜び(joy)を感じ、今を楽しもう(enjoy)という思いを込めています。困難な時だからこそ前を向き、皆さんと共に笑顔で突き進んでいきたい。そう強く思います。また、令和3年度は、第39回近畿ブロック大会丹の国あやべ大会が開催されます。京都府青連は副主管となり、大会を支えます。平成28年度に開催した近畿ブロック大会城陽大会の開催地テーマも『En・joy』を掲げていました。この大会は、主管した城陽YEGだけで大会を開催できたわけではなく、府内の各単会メンバーの多くの支えがありました。当時のご縁に改めて感謝し、当時のご恩を次へ送り、当時と同じく京都府青連一丸となって大会を迎えたい。そんな思いも込めています。
ご縁があって、今を共に活動する私たち。活動を通じてたくさんの共感・達成感を得ることができます。その共感・達成感は絆を深め、その絆は信頼できる仲間をつくります。信頼できる仲間からは、気づきを得ることができ、その気づきは自身の研鑽の機会を与えてくれます。まずは出会うこと。そこからすべてが始まります。そして、その出会いは、あなたやあなたの周りの人たちの笑顔をつくります。笑顔の輪は未来に繋がる。出会いと笑顔で繋げる連帯の証!みんなで一緒にEnjoyしましょう!